2009年11月29日日曜日

Twitter日本が有料コンテンツ制導入(のちに報道否定)

TechCrunchでは、成功する可能性もある、としている。

要はあれだ。
海外でいえば、アシュトン・カッチャーのつぶやきを見るには、サーバとクラウドのパスワードを”password"にしてしまう会社に、個人のクレジットカード情報を預けておく必要がありますよ、という事です。

Twitterは当初、ベースとするアーキテクチャーはそれほど高度なものではなくて、それでも十分有用なサービスとして成立しているものであり、ある種、そのユルさ具合が心地よかった部分もあったといえます。
だからパスワードがpasswordでも、まぁ良いか、とか許されたり、そんな会社やサービスが有っても良いよね、ぐらいに個人的には思っていた。そういうユルいサービスだから、セレブや一般ユーザーも気軽につぶやけるわけであり、ユーザーに課金するモデルとはどうにも相性が悪い、そんなふうに思います。

Degital Garage社によって報道はすぐ否定されましたが、たしかに否定的リアクションの多さに圧倒され、立場を補正したという見方もできそうです。
あるいは株主向けに説明する、ある種、オッサン受けする簡単で浅薄な事業アイディアをつけくわえなければならない状況があったという事か。
いずれにしても、もともと課金など考えてもいない人気サービスに出資している手前、なんとかお金を儲けさせる手段はないかと、すぐに課金指向で考えてしまう。そういう発想は単なる手抜き発想であり筋が悪い考え方だといわざるを得ない。その手抜き発想が、一時的とはいえ海外メディアにまで報道されたのが、なんとも不覚ですねぇ。

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