2009年6月27日土曜日

ジャン・テリ

だいぶ前にYoutubeで見つけた、おそらく史上最低のミュージックビデオ。
ジャン・テリというミュージシャンです。

本人の歌唱力はもとより、そのあまりに雑な展開と、どう見てもホームビデオ的な機材で撮影した映像に、何度見ても釘付けになります。

まずは彼女を一躍有名にした、「ルージング・ユー」から。


単に旅行の様子を写したビデオとしか思えない。
なにがしたいのかさっぱりのカメラワークと、平坦なストーリー展開。
見終わった後、友人の結婚式ビデオを見せられたような「いたたまれない」気分になります。

次に、彼女の監督性を前面に押し出した「ジャーニー・トゥ・マーズ」。
スペースオペラ調です。


アルバム:ハイリスクより。
もはや、開いた口がふさがりません。

2作品とも、まったく悲惨な出来映えです。


たんなるオバハンにしか見えない彼女ですが、Facebookには彼女のファンページもあり、それなりに注目度は高そうです。とりあえず、ファンになっておきます。

こんなものをマーケットに投入できるツラの皮には感服します。

2009年6月25日木曜日

Eclipse Swordfish 研究開始

社内情報共有の取り組みとして、三ヶ月ほど前に、定例会議の中でESBの紹介をしてみた。
そのときは、OpenSource ESBの代表格として、「Mule」を、動作デモを交えて紹介してみた。
プレゼン後、いろいろ反響はあったものの、製品企画まで持ち込む事が出来なかった。

そればかりか、別の製品のマイナーバージョンアップ開発計画を出すようにと、不本意な指示が上から降りてきましたよ。
とはいえ仕事なので、不本意なりにがんばって計画を作ったものの、すんでのところで社長承認が降りずに、結局おじゃん。切ない。

気分を変える必要が有るので、前回のフォローアップもかねて、Eclipse Swordfishの研究に着手しようと思います。
テーマは2つ。
・最新のESB環境の研究
・プロプライエタリなESBアプリケーションの存在意義を探る

新しい取り組みを目指すなら、今の製品を少しよくするだけでは市場に何の影響も与えない、とみんなわかっているはず。企画にまで持って行けたら最高。

2009年6月21日日曜日

WindowsXPx64でiTunes8

iTune8は64ビットに対応しているらしいという事で、「やっと64ビットが一般化する日がくる」と感激したものです。

ダウンロード後セットアップして見ましたよ。したら、「WindowsXP SP2以降に云々」とエラーとなりインストールは中断。どうやら、64ビットに対応といっても、Vistaの64ビットだけだったようです。あるいは、インストーラに、きちんとしたOSバージョンの判断が実装されていないよいうです。

困り果てていたところ、以下のサイトを見つけました。
http://yukichigai.googlepages.com/iphonex64
(英文サイト)
上の情報を参考に、我がWindowsXP x64に無理矢理iTunes8を入れてみました。

手順は以下の通りです。

・iTunes8のインストーラを実行し中間ファイル(MSIファイル数個)を待避する
・Orca(ttp://support.microsoft.com/kb/255905/ja)でmsiを編集しOSチェックを除外する
・インストールする

まず、iTune64bitバージョンのインストーラをダウンロードする必要がありますが、日本語版Appleのサイトには、なぜかリンクが無い。
64ビット版Windows Vistaは、iTunes 8 64ビットインストーラが必要

で、どこに有るのかが記されてない・・・。

しょうがないので、USAサイトからリンクを探し出します。それが以下です。

http://support.apple.com/downloads/iTunes_8_2_for_Windows__64_bit_

上記のアドレスからセットアップモジュールをダウンロードして、まずはセットアップを一回実行します。
「WindowsXP SP2以降に云々」とエラーが表示されます。OKボタンのクリックを促されます。
このとき、OKボタンは押さないままにしておきます。
この状態で、ユーザー固有のフォルダから、セットアッププログラムの中間フォルダを探しだします。

私の場合、常時Administratorでログインしているので、下記のフォルダに中間フォルダが作成されていました。
C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Temp\IXP396.TMP(フォルダ)

パスの最後のフォルダは、iTunesのマイナーバージョンにより違う可能性があります。おなじ名前のフォルダが存在しない場合は、Tempの中に出来たフォルダのうち、名前がIXPで始まる、インストール実行時刻、つまり今の時刻に一番近いフォルダが、インストーラが展開した中間フォルダと見なす事ができます。

このフォルダをどこか任意の場所にコピーしてください。コピーが完了したら、エラーダイアログのOKボタンを押して、インストールを終わらせて(中断させて)ください。

待避したフォルダの中には、以下のMSIおよびEXEが含まれているはずです。
AppleMobileDeviceSupport64.msi
AppleSoftwareUpdate.msi
Bonjour64.msi
iTunes64.msi
iTunesSetupAdmin.exe
MobileMe64.msi
QuickTime.msi

今回、msiの内容を書き換える必要があるのは
AppleMobileDeviceSupport64.msi
iTunes64.msi

これらのMSIファイルです。

次に、Orcaを使って、OSチェックを無効化します。

まず、iTunes.msiファイルをOrcaで開いて、左側のペインから、「LaunchCondition」を選択し、右クリックで「DropTable」します。LaunchConditionはインストーラが起動可能な環境かをチェックするシーケンス(ないしユーザー手順)ですが、無理矢理インストールしようというこの取り組みにおいては、一切不要なものです。

次に、左のペインから「InstallExecuteSequence」を選択する事で表示される右側のペインの行から「LaunchConditions」を探しだし、「DropRow」します。LaunchConditionが無くなったので、それに併せて、LaunchConditionを呼び出す箇所を削除してやる必要があるというわけです。

左ペインの「InstallUISequence」を選択し、同様に、「LaunchConditions」を「DropRow」してやります。

編集が終わりましたので、iTunes64.msiを上書き保存し、閉じてしまいます。

AppleMobileDeviceSupport64.msiも、iTunes64.msi同様にOrcaを使って、LaunchConditionのテーブル削除と、参照を削除します。

以上の手順を終え、編集したiTunes64.msiをダブルクリックで実行したら、WindowsXP x64でitunes8が動作するようになりました。(すくなくとも私の環境では)

やれやれ・・・