2009年11月16日月曜日

茂木健一の例の話題

4億円の申告漏れがわかったという話です。
雑収入を自身で管理できなかったという。

確かに、毎日あれだけのテレビに講義に出版にと、あれだけの仕事をこなしていれば、忙しいに決まっているわけで、確定申告に手が回らないのは容易に想像がつきそう。でもちょっとズボラだったかもね。

1年ごとにくる確定申告の時期が過ぎてしまうと、来年にはきちんといままでの分を申告しようと、そのときには思っても、のど元すぎてはまた翌年、というように先送りして、結局、3年目にはいい加減にしろと、税務署が乗り出してきたというパターンだった事が想像できます。

私のような一塊のサラリーマンには、講義を開催した際のギャランティがどのように支払われるのかなど知るよしも無いですが、仮に個人に直接支払われるような仕組みなら、あれだけの回数をこなして、その収入をいちいち帳簿に記してらんないし、めんどくさい、という気分にもなろうかと思う。

本来は、なんらかの事務所に管理をお願いするべきという事であり、それすらも先送りするくらい、仕事のオーバーロード状態というのがあり、それによってミスが発生した、と考えるのが妥当なところでしょう。
なのに、やれ「脱税だ」「詐欺師だ」と、なんとかつるし上げてやろうとする人たちがいるのも事実。脳とむりやり結びつけて、悦に入って喜ぶオッサンをさぞや量産する事でしょう。彼らはしょうもないダジャレだと気づいていない。

レッテルによって与えられた文脈においてどうベストを尽くすか、本人は大変だと思うが、個人的に興味があるのは、そっちのほうですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿