2014年9月15日月曜日

Cloud9を試す(2)-Nitrous.IOと連携

Sublime Textとtern.jsで、Node.JSを書いているのですが、Cloud9と比較し、コードの補完機能が物足りなく感じます。Cloud9のIDEを使って、Nitrous.IOのBOXにあるソースを編集できないものでしょうか。
Nitrous.IOとCloud9というキーワードで検索してみると、こちらに行き着きました。
エントリにはCloud9IDEとNitrous.IOのBoxをSSH接続で連携させる手順が書かれています。見るとCloud9のエディタでちゃんとコード補完されています。これは是非試したい。

Cloud9でNitrous.IOのプログラムをコーディングする

英語がわかる人は、元のエントリの通りの手順を践めば問題はないはずです。以下には、少し引っかかった箇所を補足して手順を記載しています。
  1. Create a new NodeJS Box on Nitrous.IO
    まず、Nitrous.IOにNodeJSのBOXを作成します。こちらを参考にして下さい。既にNodeのBOXが在る場合はこのステップは不要です。
  2. Note the information about the new box
    BOXのSSH URIを書き留めるか、クリップボードに記憶させておいて下さい。
    私の場合ssh://action@apne1.nitrousbox.com:<ポート番号>でした
    enter image description here
  3. Add a new SSH Workspace on Cloud9
    Cloud9のダッシュボードから、SSH Workspaceの新規作成を実行します。なお、無課金の範囲でCloud9を使用する場合、SSH等プライベート領域で外部公開しないWorkspaceは、1ユーザに付き1つのみ作成可能となっています。既にプライベートWorkspaceを作成済であった場合は、Workspaceを削除するか、課金により、複数のプライベートWorkspaceを作成可能にして下さい。
    下記の様に設定して下さい。
    enter image description here
    • HostName
       NitrousIOのBOXに対応するSSH URI、先ほど確認したやつから、ユーザID(action)を除いたものを設定します。 (例apne1.nitrousbox.com)
    • Username
       ”action”を設定します。 SSH URIの@より前の文字列が、ユーザIDとなっています。
    • Node.JS Binary Path 
       Node.JSが導入されたBOXに関して、Node.JSコアのバイナリがある場所を指定します。本エントリー記載の時点では、pathは/home/action/.parts/packages/nodejs/0.10.26/bin/nodeでした。バージョンによってはこのpathは変更されるので、Nitrous.IOのコンソールから、実存するファイルか確認したほうが良いでしょう。
    • Initial Path
      任意で設定します。ログイン時にどのディレクトリをCloud9のWorkspaceエクスプローラの基点とするか設定します。 
    なおLOGINTESTボタンを押してみたくなりますが、未だ押さないで下さい。次の手順を実施しないかぎり、おそらくログインは失敗します。
  4. Copy the SSH Key shown in the Cloud9 window
    ここの手順について、本家の手順では、/home/action/.sshに、authorized_keyファイルを配置すれば良いような記載がされています。が、どうも本家の記載の通り実施しても、上手くいきませんでした。
    当方はNitrous.IOのPublicKeyにCloud9側のSSH Keyを登録して解決しました。
    イ) NitrousIOのAdd Public Keyをクリック
    enter image description here
    ロ) Cloud9側のYour SSH Key(SSH Setting画面に表示)をコピペする
    enter image description here
    ここでは、Nameを仮にC9としておきます。Add keyボタンを押下します。
  5. You can now connect to the Nitrous.IO box via the Cloud9 IDE.
    Cloud9側のSSH Setting画面に戻り、LOGIN TESTボタンを押下し、ログインできるか確認してください。ログインできない場合、指定しているパスに誤りがないか、NitrousIOのBOXがDeactiveになっていないかを確認して下さい。
    Cloud9に作成したWorkspaceを開く(最初は少し時間がかかります)と、NitrousIOに作成したWorkspaceが、Cloud9でも開けているのがわかります。
    enter image description here
これで、Cloud9の強力なコード補完機能が、NitrousIO上のコード編集でも使えるようになりました。
※コード補完が使えるようになるまでの時間が掛かる場合もあります。Cloud9がWorkspaceの補完候補をクローリングするに時間を要する為だと思います。
Written with StackEdit.

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