SublimeTextは、macやWindowsなどマルチOSで使える汎用テキストエディタです。
Nitrous.IOは、Nodejsを初め、ruby、pythonといった、現在主流の各種Web開発スクリプト系言語の開発環境が、僅かな操作でクラウド上に作成できます。
契約にはフリーミアムモデルを採用しており、一定の枠内で無償利用可能なWeb開発環境となっています。
Nitrous.IOには、ブラウザベースで操作できる統合開発環境が用意されていますが、言語を問わず汎用的に作られていることから、テキストエディタにコード補完機能はありません(2014/07/20現在)。
その為、コード補完機能を用いてコーディングしたい時は外部エディタを使う事になります。
今回は、SublimeTextでNodejsをコーディングする環境を整える事とします。
下記の順序で説明します。
- Nitrous.IOに登録する
- Node.JS開発環境をNitrous.IOに作成する
- Nitrous Desktopをインストールする
- SublimeTextをインストールする
- (Sublimeにコード補完機能を導入する)- 次回に続く
Nitorous.IOに登録する
アカウントの作成 |
Nodejs開発環境をNitrous.IOに作成する
![]() |
新しいBoxの作成 |
NodeJS開発環境の作成 |
Nitrous.IOの特徴として、ユーザアカウント毎に割り当てられるN2Oという単位があります。ユーザは割り当てられたN2Oを使って、Boxのメモリの割り当てを増やしたり、ディスクを増やしたりできます。N2Oをもっと増やしたければ、課金やソーシャルへのNitrous.IOおすすめ投稿などをする事になります。
また、無課金の範囲で使う場合の注意点として、開発環境は一定の時間操作されなかった場合には、環境そのものを自動的にシャットダウンします。ですので、次の日に開発の続きをする場合、再度Boxをスタートさせる必要があります。Boxのスタートは、Nitrous.IOの統合開発環境などから実行します。
Nitrous Desktopをインストールする
Nitrous.IOは、先述の通り、Webベースの統合開発環境をすでに持っていますが、一方ターミナルや開発環境の起動と停止操作を行うといった機能を持つデスクトップアプリケーションも提供しております。また、作成したNodejs実行環境の$HOME以下のディレクトリを、ローカルのディスクにミラーリング・同期する機能を有しています。イメージとしてはDropboxでのフォルダ同期機能が一番近いものでしょうか。クラウド環境と同期されたローカルのソースファイルは、当然、自身のローカルにインストールされたエディタで編集する事が可能です。
Nitrous.IOのデスクトップアプリケーション、NitrousDesktopは、Webページからリンクをクリックしてダウンロードできます。導入も通常のセットアップを行うだけなので、特に説明は不要かと思います。NitrousDesktopはツールバー(macの場合)か通知領域アイコン(Windows)のNアイコンから開きます。
以下がNitrousDesktopを開いた時の画像です。
![]() |
NitorusDesktopを開く |
SublimeTextをインストールする
SublimeTextは、mac,Windowsなど、クロス環境で使用できる多機能なテキストエディタです。アドオンを導入しカスタマイズしていく事で、あらゆるプログラム言語のコード補完機能を使えるようになります。Nitrous.IOが提供する統合開発環境は、コード補完機能がありませんが、クラウドとローカルが同期されているソースファイルをSublimeTextで編集できればコード補完機能によって生産性が向上します。SublimeTextとググると、ダウンロードのリンクが出てくるので、特に説明は不要ですが、後ほどコード補完機能プラグインとして導入するTernJsは、現時点でSublimeText(Version)2への導入を前提としている為に、ここではSublimeText2を導入する事とします。
(NodeJSコード補完機能をSublimeTextに導入する)
次回に続きます。http://hanorionrails.blogspot.jp/2014/09/sublime-textnitrousio.html
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